オリンパス、最新イメージング搭載のビデオスコープが米国FDA認可取得被写界深度拡大技術により、簡便・高精度な観察をサポート

2025年5月28日


EDOF技術を搭載


(現地時間:2025年5月27日)

<OCA ニュースリリース参考訳>

オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、被写界深度拡大(Extended Depth of Field、以下、EDOF)技術を搭載した上部消化管汎用ビデオスコープ「GIF-EZ1500」および大腸ビデオスコープ「CF-EZ1500DL/I」 が、米国食品医薬品局(FDA)より510(k)認可を取得したことを発表します。

「GIF-EZ1500」および「CF-EZ1500DL/I」はイメージング技術「EDOF」を応用した最新のビデオスコープです。EDOF技術は、近い距離、 遠い距離それぞれにピントを合わせた2つの画像を合成することで、広範囲にピントの合った内視鏡画像を生成する技術です。この技術によりピント合わせが容易になり、検査時間の短縮や検査効率の向上、高精度な画像診断への貢献が期待されます。

また、近距離でもブレずに撮影できるため、「通常観察」から「近接拡大観察」への切り替え頻度を抑えることができ、Dual FocusとEDOF技術との組み合わせにより、粘膜や毛細血管などの近接観察が従来に比べ更にピントが合わせやすく、より容易に高繊細な画像が得られます1

「GIF-EZ1500」および「CF-EZ1500DL/I」は、当社の最新内視鏡システム「EVIS-X1」に接続して使用します。EVIS X1のビデオシステムセンター「CV-1500」に接続することで、独自のイメージング技術「TXI(構造色彩強調機能)」「RDI (赤色光観察)」にも対応し、高精度な内視鏡検査をサポートします。

本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。

1 4K UHD LCDモニター「OEV321UH」使用時

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。


掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。

掲載内容は、報道関係者、株主・投資家等の皆様向けに発表した情報です。医療機器の情報(医薬品医療機器等法未承認品含む)が含まれることがありますが、その内容は宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。

掲載内容を利用した結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。

本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。