オリンパス、ケニアでの内視鏡医育成プロジェクトを支援新たな「True to Lifeストーリー」公開

2025年7月28日


研修を受けているケニアの医師


<お知らせ>

ケニアでは、近年、NCDs(Non-Communicable Diseases、非感染性疾患)による死因割合が40.8%と増加傾向にあり、その中でがんは死因の第3位・年間死亡者数の7%を占め、消化管領域においては食道・大腸・胃がんが罹患数および死亡者数の上位に位置しています。一方、がんの早期発見や治療に欠かせない内視鏡検査は一般的ではなく、機器や医師が不足しているのが実情です。

オリンパス株式会社(以下、オリンパス)が、先進的な医療技術やソリューションの提供により、世界中の人々の健康で豊かな人生に貢献している事例を紹介する「True to Lifeストーリー」。今回は内視鏡医が不足するケニアでの内視鏡医療普及を目指した「ケニアにおける消化器疾患診療の人材育成支援(内視鏡領域)」事業を紹介しています。本事業は、厚生労働省より委託され、国立健康危機管理研究機構が主体となって実施する「令和6年度 医療技術等国際展開推進事業」にオリンパスが応募し、採択されたものです。ケニアと日本の懸け橋になるべく、がんの早期発見・早期治療の技術普及に尽力する当社の取り組みをぜひご覧ください。


ガバメントアフェアーズ 国際協力担当 渡辺幸一郎 シニアディレクター

ガバメントアフェアーズ 国際協力担当 渡辺幸一郎 シニアディレクターのコメント:
「日本では早い段階のがんを見つけられることを、この研修で目のあたりにしたことで、ケニアでもできるという希望をもっていただけたことが大きな成果でした。研修の参加者は、日本のチーム医療の専門を超えた医師やスタッフ同士の連携について、将来ケニアでも実現したいと、現場を見て実感いただけたと思います。」


研修に参加したブランドン・オドゥア医師

研修に参加したブランドン・オドゥア医師のコメント:
「内視鏡検査とは何かということや、診断と治療の両面で内視鏡検査がどれだけ重要であるかということを学ぶことができました。研修で得たスキルや知識を母国の同僚に伝える絶好の機会となりました。」

なお本取り組みは国立健康危機管理研究機構(JIHS)のホームページにて報告会資料が掲載されています
https://kyokuhp.jihs.go.jp/activity/open/R6webPDF/12_Olympus_kenya_0425.pdf

オリンパスは今後も、ケニアをはじめとした新興国における医療水準の向上と内視鏡技術の普及に向けた活動を継続的に展開してまいります。

「True to Lifeストーリー」はオリンパスの公式ウェブサイトのほか、LinkedInXでも発信しておりますので、ぜひご覧ください。オリンパスは2021年12月より「True to Life」というグローバルブランドメッセージの発信を開始し、グローバル・メドテックカンパニーとしてのブランド認知向上に向けたさまざまな施策を展開しています。その活動の一環として「True to Life ストーリー」を定期的に公開しています。過去のストーリーはこちらよりご覧いただけます。

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。


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