オリンパス、内視鏡システムの稼働データ可視化ソリューションに関する実証実験を開始

2025年10月27日


機器稼働データ可視化ソリューション イメージ


<お知らせ>

オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、内視鏡システムおよび内視鏡洗浄装置に蓄積された稼働データを集計・可視化するクラウド型ソリューション「機器稼働データ可視化ソリューション(仮称)」の実証実験を国内で開始します。本ソリューションにより、内視鏡検査の稼働・運営状況を可視化し、機器の適正使用や業務効率化、リソースの最適配置をサポートします。

開発の背景

慢性疾患の増加や高齢化の進展を受け、内視鏡検査の症例数は増加する一方で、医療現場では深刻な人手不足が課題となっています。今回開発した「機器稼働データ可視化ソリューション」は、内視鏡システムや内視鏡洗浄装置の装置内部に記録されている稼働データをクラウド上にアップロードし、数値・グラフ化、ビジュアル化します。このコンテンツにより、機器の稼働状況を施設内のPCやタブレットから確認できます。
この度の実証実験により、複数の医療施設の皆さまに協力いただき、ユーザーフィードバックを受けることで、本ソリューションの確立を目指します。

本ソリューションの特長

対象となる内視鏡システムやスコープ、内視鏡洗浄装置の稼働状況を可視化できるため、曜日や時間帯別で機器の稼働状況を把握することが可能です。これにより検査スケジュールの見直しや人員配置の検討、また業務標準化に活用でき、業務の改善や品質の向上をサポートします。オリンパスは、本ソリューションにより、質の高い医療サービスの提供に貢献します。

対象の機器はEVIS LUCERA ELITE ビデオシステムセンター OLYMPUS CV-290, EVIS X1 ビデオシステムセンター OLYMPUS CV-1500, 内視鏡洗浄消毒装置(OER-3, OER-4, OER-5, OER-6)です。

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP 新規タブで開きます)をご覧ください。


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