オリンパス、内視鏡システム「EVIS X1™」の中国現地生産に向けた取り組みを加速中国生産のビデオシステムセンターが医療機器登録証を取得

2025年11月28日


CV-1500-C


<お知らせ>
オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、内視鏡システム「EVIS X1™」のビデオシステムセンター「CV-1500-C」が、江蘇省薬品監督管理局(以下、MPA)より医療機器登録証を取得したことをお知らせします。オリンパスは2025年8月に「EVIS X1」上部消化管ビデオスコープ「GIF-EZ1500-C」のMPA認可を取得しており、今回の取得により、当社のフラッグシップモデルである「EVIS X1」の中国現地生産に向けた取り組みをさらに加速させてまいります。

オリンパスではそのほかにも、外科手術用内視鏡システム「VISERA ELITE™ III」のビデオプロセッサー「OTV-S700-C」および高輝度光源装置「CLL-S700-C」が、2025年10月にMPAの医療機器登録証を取得しています。また、上部消化管ビデオスコープ「GIF-EZ1500-C」は、2025年11月よりオリンパス蘇州医療機器有限公司(中国・江蘇省蘇州市)で製造開始しています。引き続き、中国現地生産品の市場投入に向けた規制対応を進めてまいります。

中国市場は、オリンパスにとって常に重要な戦略地域の一つです。中国における年間消化器内視鏡検査件数は約5,900万件に上ります。しかし、人口に比して内視鏡医の数が少ないため、オリンパスは従来から医療従事者の育成に注力してきました。北京、上海、広州にトレーニングセンターを設置し、医療従事者向けにトレーニング会場と研修プログラムを提供しています。

オリンパスは、革新的な製品と高付加価値のソリューションを提供することで、内視鏡医療の発展に努めてきました。中国においては、専門的なサービスと体系的なトレーニングプログラムを通じて臨床医を支援し、地域全体で患者さんのアウトカム向上を目指しています。現地での製造と医療従事者との緊密な協力を通じて、オリンパスは今後も、中国市場への長期的なコミットメントと医療事業の発展に貢献に努めてまいります。

「EVIS X1」について

2020年4月以降全主要地域で発売しているオリンパス最上位機種の内視鏡システムです。オリンパス独自の技術であるRDI™モード(Red Dichromatic Imaging)、TXI™モード(Texture and Color Enhancement Imaging)、NBI™モード(Narrow Band Imaging)などを搭載することで、がんをはじめとする消化器・呼吸器疾患のより高精度な観察・治療に貢献します。

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。


掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。

掲載内容は、報道関係者、株主・投資家等の皆様向けに発表した情報です。医療機器の情報(医薬品医療機器等法未承認品含む)が含まれることがありますが、その内容は宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。

掲載内容を利用した結果生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いません。

本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。