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1997年 9月17日
超高精細141万画素原色プログレッシブCCD・高解像光学3倍ズームレンズ搭載
超高画質一眼レフデジタルカメラ「CAMEDIA C-1400L/C-1000L」
専用プリンタ「CAMEDIA P-300」により写真画質プリントを遂に実現
C-1000L C-1400L
「CAMEDIA C-1000L」 「CAMEDIA C-1400L」
P-300
「CAMEDIA P-300」
超高精細原色プログレッシブCCDと高解像光学3倍ズームレンズにより銀塩写真に匹敵する高画質を実現すると同時に、一眼レフ方式の光学ファインダ、スポット測光、露出補正機能等画質にこだわった機能を多数搭載し、記録媒体に3.3Vスマートメディアを採用した、高性能一眼レフデジタルカメラ2機種を大変お求めやすい価格で発売いたしました。
パソコンやデジタルカメラ等のデジタル機器は、今やビジネスの世界のみならず一般家庭へも普及しつつあります。こうしたデジタルカメラの用途拡大に並行して、「より高画質なカメラを普及価格帯で」とユーザーの要望もますますレベルアップしてきています。そこで、当社は業務用途の高額なデジタルカメラや銀塩カメラに匹敵する超高画質でありながら、個人ユーザーにも手の届く価格を実現した「CAMEDIA C-1400L」「CAMEDIA C-1000L」を開発しました。
「CAMEDIA C-1400L」は3分の2インチ超高精細141万画素原色プログレッシブCCD、一眼レフ用レンズを超える高解像度(中心部100本以上/mm)を持つ明るいガラスレンズ(F2.8~3.9)を使用した3倍ズームレンズ(焦点距離9.2mm~28mm)、独自のアルゴリズムを採用することにより、高解像、高色再現性を可能にし、普及型デジタルカメラとしては最高のSXGA(1,280×1,024)クラスの超高画質を実現しました。「CAMEDIA C-1000L」は2分の1インチ85万画素原色プログレッシブCCDと同レンズによりXGA(1,024×768ドット)クラスでの最高画質を実現しています。さらに、306dpiの高解像を持つ昇華型デジタルカラープリンタ「CAMEDIA P-300」と直結すれば、パソコンがなくてもこれらのカメラの画質を最大限に発揮し、銀塩写真に匹敵する超高画質プリントが得られます。しかも、「C-1400L」は128,000円、「C-1000L」は99,800円と飛躍的な低価格化をはかりました。
一眼レフ方式を採用した光学ファインダは、視野率95%と非常に広く、ファインダで覗いた通りの画角で画像を得ることが可能です。また、オートフォーカス、プログラムAE、スポット測光、露出補正機能など多彩な機能を盛り込み、被写体を的確に捉えると同時に撮影者の意図を反映した、創造性のあふれる作品を撮影できます。
撮影画像は、3種類の画質モードからカメラで選択でき、3.3Vスマートメディアに記録できます。一眼レフタイプには初搭載の1.8インチ液晶カラーモニタで撮影画像の確認や消去ができます。銀塩カメラで培った持ちやすさや操作性に関するノウハウを継承したL型ボディは、高倍率を操作する上で最も安定したホールディングを実現し、4モード多機能フラッシュ、マクロ撮影機能等をサポートします。さらに、デザイン性、機能性を追求すると共に小型軽量(470g)で携帯性にも優れたデザインに仕上げています。
306dpiの解像度を持つ昇華型デジタルカラープリンタ「CAMEDIA P-300」は、銀塩写真により迫った画像が得られます。また、パソコンなしで直結して、A6サイズプリント、16分割シール、インデックスプリント等ができ、気軽にホームラボが楽しめます。
主な特長
デジタルカメラ「CAMEDIA C-1400L/C-1000L」
  1. 超高画素原色プログレッシブCCDの採用
    「C-1400L」には、普及型デジタルカメラの主流になっている35万画素3分の1インチCCDの4倍の面積と画素数を持つ、3分の2インチ超高精細141万画素原色プログレッシブCCDを採用しています。これによって、普及型デジタルカメラでは最高のSXGAクラスの超高画質を得られます。「C-1000L」には2分の1インチ85万画素原色プログレッシブCCDを採用し、XGAクラスでは最高画質が得られます。

  2. 超高解像光学3倍ズームレンズ
    当社が銀塩カメラの開発生産で培ってきた光学技術をデジタルカメラにも投入し、焦点距離9.2~28mm()F2.8~3.9の明るい光学3倍ズームレンズを搭載しました。非球面レンズ1枚を含む大口径ガラスレンズ7枚を使用し、CCDの周辺部にまでシャープな画像を導く中心部約100本以上/mmの高解像ズームレンズです。このレンズにより高画素CCDの性能が最大限に引き出され、銀塩写真に匹敵する超高画質を得られます。ズーミングとフォーカシングはインナー方式を採用し、レンズの全長は変化しないため、安定したホールディングで撮影できます。
    35mmフィルム換算  C-1400L  :36~110mm相当
    C-1000L  :50~150mm相当

  3. 独自のアルゴリズム
    当社の画期的理論で独自のアルゴリズムを開発しました。これにより、細部まで鮮明でクリアな色再現の実現が可能になりました。

  4. 一眼レフ方式の光学ファインダ
    光学式ファインダには一眼レフ方式を採用し、35mm一眼レフカメラのようなクイックリターンミラーを必要としない独自の小型プリズムを開発しました。パララックスのない、見たままがそのまま写る視野率95%のファインダなので、「撮ったつもりが撮れていない」「狙った被写体が中心にこない」といった実像式ファインダでは避けられない問題も心配無用です。 視力の弱い方にも便利な視度調整機能も付いています。

  5. 大変お求めやすい価格
    独自に設計開発した専用IC(カスタムASIC)とソフトウェア(高性能RISCマイコン)を採用したことにより、超高画質、光学3倍ズームレンズ、一眼レフと本格的な性能を持ちながら、「C-1400L」は128,000円、「C-1000L」は99,800円と従来のデジタルカメラの常識をくつがえす価格を実現しています。

  6. 操作性デザイン性・機能性を追求
    銀塩一眼レフカメラ同様のL型ボディは、高性能のズームレンズをしっかり保護すること、安定したホールディング性を追求した、デジタルカメラの理想形と考えています。4モード多機能フラッシュ、セルフタイマー、マクロ撮影機能等を搭載し、撮影の楽しさを広げると同時に、撮影、再生時に必要なボタンはすべて右手親指で操作できる親切設計になっています。

  7. 3種類の画質モード
    画質モードは、多くの枚数が撮影できるSQ(Standard Quality)モード、美しい画像が得られるHQ(High Quality)モードに加えて、SHQ(Super High Quality)モードの3種類をカメラ内で選択できます。SHQモードでは圧縮比率をできる限り小さくして、画質劣化を最小限に抑えているため、高画質が得られます。画像圧縮方式は、一般に使用されいてるJPEGを採用しています。
    ※撮影可能枚数

    圧縮形式 画質モード C-1400L
    同梱4MBカード使用時
    C-1000L
    同梱4MBカード使用時
    JPEG SHQ 4枚 6枚
    HQ 12枚 20枚
    SQ 49枚 49枚

  8. 3.3Vスマートメディア
    画像記録媒体には3.3Vスマートメディアを採用しています。3.3Vスマートメディアは、薄型軽量、低価格で、デジタルカメラの記録媒体としては最適です。また、リムーバブルメディアとして枚数を気にせず撮影できます。PCカードアダプタ、フロッピーディスクアダプタを使えば、撮影画像のパソコンへの取り込みも素早く簡単に行えます。

  9. 1.8インチ液晶カラーモニタ搭載
    一眼レフタイプでは初めて1.8インチ液晶カラーモニタを搭載しています。撮影画像の確認や不要画像の消去ができるほか、自動再生や9画面のマルチ画面表示も可能です。
デジタルカラープリンタ「CAMEDIA P-300」
  1. 昇華型熱転写方式・高精細
    デジタルカメラの高画質画像を十分に表現できるプリンタとして昇華型を採用しました。306dpiの高解像度を持ち、約1670万色の高精細を実現し、写真に迫る高画質プリントが可能になりました。特に「C-1400L」と直結すれば、高画素をフルに表現できるため、銀塩写真に匹敵する最高レベルの超高画質プリントが得られます。

  2. 多機能ダイレクトプリント、自動給紙機能
    デジタルカメラで撮影した画像を専用ケーブルを介して直接プリンタに出力できます。A6サイズプリント、16分割シール、30コマインデックスプリント、転写プリント等ができ、気軽にホームラボが楽しめます。最大30枚の自動給紙機能を搭載し、選択画像または全画像を連続してプリントすることも可能です。もちろん、パソコンを経由しての出力もできます。
関連リンク
「CAMEDIA C-1400L/C-1000L」の主な仕様
「CAMEDIA P-300」の主な仕様
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
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