「ブラインドサッカー東日本リーグ2015」の第9節に協賛

オリンパス(株)は社会貢献活動の一環として、視覚障がい者のためのサッカー大会「ブラインドサッカー東日本リーグ2015」の第9節(最終節)に協賛し、MVP選手に自社製のICレコーダーを贈呈しました。
当節は、2016年1月31日、日本ブラインドサッカー協会の主催で、クーバーフットボールパーク八王子富士森公園(東京都八王子市)で開催されました。

ブラインドサッカーは、全国で30万人程度とされる視覚障がい者のスポーツとして開発されました。B1クラス(全盲)とB2/B3クラス(弱視)という二つのカテゴリーがあり、フットサル(五人制のミニサッカー)を基に考案されたルールにおいて、転がると音が出る特別なボールを使用しプレーされます。

当日は晴天の下、全4試合が行われ、オリンパスは視覚障がい者の方のコミュニケーションツールとしても多く使用されているICレコーダーの展示を行いました。視覚障がい者の方などが展示品や点字印刷のカタログを手にとられ、製品に対する質問が交わされていました。

また、全試合終了後に行われた大会表彰式では、オリンパスより大会MVP選手へICレコーダーを贈呈しました。

誰もが使え利用できることを目指すユニバーサルデザイン(UD)に準拠するICレコーダーの中でも、今回贈呈したICレコーダー「DS-902」にはDAISY再生機能が備わっており、視覚障がい者や印刷物を読むことが困難な人々に配慮したつくりになっています。

オリンパスは、ユニバーサルデザイン製品の提供など、技術や人員などの経営資源を活用し、社会に貢献していきたいと考えています。

※ DAISY:Digital Accessible Information System(アクセシブルな情報システム)の略 視覚障害者や高齢者など印刷物を読むことが困難な人々に向けた録音図書を実用化するための国際標準規格

(2016年2月9日公開)


フィールドの様子


オリンパスからICレコーダーを贈呈