東日本大震災の被災地の“今“を、高校生が写真で取材:「第4回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディーツアー」を実施

オリンパス㈱は企業市民活動の一環として、東日本大震災の復興支援とともに次世代を担う若者の育成を目指して「第4回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディーツアー」を、2017年8月5日~8日に実施しました。オリンパスは全国から選ばれた11名の高校生に対して、デジタルカメラの貸与と撮影方法の指導、ツアー運営の支援、旅費負担などを行いました。

参加した高校生たちは、被災地の今を“写真”で伝えるため、現地の方々の体験談を伺いながら、真剣に取材を行いました。その中で被災の状況や復興に向けた取り組みや、防災などについて学ぶとともに、東北地方の魅力についても知ることが出来ました。

・本ツアーで高校生たちが撮影した写真は、2017年11月17日(金)から22日(水)まで、オリンパスギャラリー東京(東京都新宿区)で展示するほか、11月19日(日)には、安田さんと高校生たちによるギャラリートークも実施予定です。(いずれも参加費無料)

安田 菜津紀氏 プロフィール
1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。著書に『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』(新潮社)、写真絵本『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、『写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って』(日本写真企画)。上智大学卒。

(2017年9月13日公開)


被災地を撮影する高校生


語り部ガイドの方の話を伺う高校生


高校生たちが撮影した写真は2017年11月17日~22日、オリンパスギャラリー東京で展示予定