「第5回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」を実施

オリンパス株式会社は企業市民活動の一環として、東日本大震災の復興支援とともに次世代を担う若者の育成を目指し、「第5回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」を、2018年8月5日~8日に実施しました。この取り組みはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが企画し、オリンパスが運営の支援などを行いました。

東北スタディツアーでは、参加を希望する全国の高校生から「東日本大震災や自然災害についての“復興”」をテーマとしたレポートを募り、審査の結果で選ばれた10名が参加しました。
高校生たちは、東日本大震災の被災地の取材に取り組む安田菜津紀さんと一緒に、福島県南相馬市、宮城県南三陸町、岩手県陸前高田市などを訪問して復興の現状について取材するとともに、陸前高田市では地域コミュニティー復興のシンボル「うごく七夕まつり」に参加しました。

高校生たちは、地元の方々から「大切な人の命を守るため、災害のことは忘れずに、日頃から非常時の備えをしっかりしてほしい」との切実なコメントを受け、「今回教えていただき、学んだことは周りの人々や次の世代に伝えていきたい」との強い思いを語りました。

(2018年8月17日公開)


南相馬市にて津波で亡くなられた方々の慰霊碑に黙祷


嵩上げ工事現場に囲まれる南三陸町防災対策庁舎跡を撮影


陸前高田市の復興のシンボル「うごく七夕まつり」を見学


陸前高田市の牡蠣養殖場を訪問し、漁業の復興について取材