当社の目指す企業文化
健やかな組織文化は、私たちの存在意義である「世界の⼈々の健康と安⼼、 ⼼の豊かさの実現」のために、従業員の⼒を最⼤限に引き出す企業文化を創造するというオリンパスのビジョンそのものです。コアバリューを体現し、それに沿った⾏動をとることが、健やかな組織文化の醸成の⼟台となります。さらに、「学びと成⻑」、「オーセンティック・リーダーシップ」、「インクルージョン」、「賞賛・奨励」、「活気ある職場」の5つの要素を通して、あるべき企業文化を⽬指します。
企業文化を醸成し、私たちの存在意義を実現するためには、”people-centric”(お客さまや患者さんのことと同様に、従業員⼀⼈ひとりのことを第⼀に考える)の視点に⽴ち、世界中のお客さまや患者さんに、より良いサービスや価値を提供できる組織運営を実践していくことが、何よりも重要と考えています。

ENABLERS
- 学びと成長
- 従業員が好奇心をもって学ぶ機会を提供し、リーダーからのサポート、およびフィードバックをもとに、一人ひとりが強みを活かしながら自律的にキャリアを築くことを通じ、組織としても成長します。
- オーセンティック・リーダーシップ
- リーダーは、グローバル・リーダーシップ・コンピテンシー・モデル(GLCM)と私たちのコアバリューのロールモデルとなり、誰もが自分らしく、周囲から共感されるリーダーシップを発揮することで、より良いチームづくりを実践します。
- インクルージョン
- さまざまな背景や経験を持つすべての従業員が、価値観を受け入れられ、尊重されていると感じながら、能力を最大限に発揮できるインクルーシブな文化を醸成します。
- 賞賛・奨励
- 従業員の成果と貢献を奨励し、ふさわしい報酬と福利厚生を提供するとともに、相互に認め合う文化を育むことに努めます。
- 活気ある職場
- ウェルビーイングを高めると同時に、効果的なコラボレーションを促進することで、ともに働く喜びと活気にあふれた職場づくりを目指します。
オリンパスの企業文化の歩み
オリンパスは、社内にコアバリューを浸透させ、従業員がいきいきと働ける活気ある職場づくりに取り組むことで、企業文化の向上を目指しています。コアバリューは、従業員の日々の行動指針となるものです。
グローバル・メドテックカンパニーとして変革を確実のものとすべく、「イノベーション」や「患者さん第一」などグローバル・メドテックカンパニーとして必要不可欠なコアバリューの要素を含めて、すべての従業員にしっかりと根付かせていきます。

コアバリューサーベイとコアバリュー改定

「コアバリューサーベイ」の結果を踏まえ、施策を展開し、進捗を管理しています。全社的には、執行役による現場訪問や、意思決定プロセスの最適化、従業員のワーク・ライフ・バランスのフォロー アップ、働き方改革のグローバルガイドラインの策定と実行などの取り組みを行ってまいりました。
2022年11月 には、コアバリューサーベイ・チェックイン(中間調査)を実施し、 組織の現状を確認するとともに企業文化と従業員エクスペリエンスを向上させるための活動を強化しました。働き方改革のグローバルガイドラインなど、いくつかの全社的な取り組みの継続・強化に加えて、研究開発部門・製造部門における重点的な取り組みも実施しています。
今後の取り組みとして、従来のアンケート調査にとどまらない、包括的で全社的なエンプロイリスニングプログラムの確立に取り組んでいます。このプログラムは、従業員が積極的に発言することを支援し、そのフィードバックを有意義な行動につなげることで、ポジティブな変化を促進し、健やかな組織文化の醸成に向けて、継続的に取り組むことを目的としています。