医療事業分野で、インドにおける内視鏡営業部門の統括マネージャー

私たちのすべての活動は、オリンパスの存在意義である「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に基づいている―

Q: オリンパスに入社した理由を教えてください。

事業活動において、社会貢献にも焦点をあてている企業を探していたー

オリンパスに入社する前、12年間、医療機器販売の業界で働いていましたが、そこはやや特殊な業界だったため事業が停滞しており地域社会に貢献するようなことは多くありませんでした。そこで私は、事業活動において、社会貢献にも焦点をあてている企業を探しました。オリンパスは私のそのような考えに合った会社で、私の意見を認めてくれ、考えていた通りの仕事ができるようになり達成感を味わうことができました。オリンパスでは、私たちの存在価値を「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」としており、そのような仕事でより高い充実感を得ることができます。それは、私だけでなく他の社員もみな同じように感じていると思います。

Q: オリンパスでは具体的にどのような仕事をしていますか? またどんな時にやりがいを感じますか?

インド市場に合った、オーダーメイドの販売方法が必要だったー

私は9年前に医療事業のマーケティング部門に入りました。製品のマーケティングを行うプロダクト・マネージャーやマーケティング部門全体を統括するマネージャーとなり、その後、現在は医療用内視鏡製品をお客様に販売する営業部門の統括マネージャーをしています。インドは成長市場ですが製品の価格について非常に敏感な厳しい市場です。そこで私たちはインド市場に合った革新的なオーダーメイドの販売方法と、その成功事例をつくりださなければなりませんでした。そのような販売方法は、インド市場と似たような特性の国においても採用されはじめ、そうした点にやりがいを感じています。

Q: ある一日のお仕事の例を紹介してください。

8:30~ 9:30: e-mailのチェック

9:30~11:30: 営業チームのメンバーと、各販売案件についてミーティングで状況確認

11:30~12:45: 経理、オペレーション、物流部門と、部門間の業務連携ミーティング

12:45~13:30: 昼食

13:30~16:00: お客様とのミーティング

16:00~17:00: 営業部門とマーケティング部門の連携について打ち合わせ

17:00~17:30: 営業チームのメンバーと、一日の活動を簡単に総括するミーティング

17:30: 帰宅

Q: 医療事業における営業部門の仕事に必要なスキルは何ですか?

科学的な知識だけでなく、マネージメント力も必要―

医療関係者をお客様とする営業部門をまとめる私の仕事には、効果的なコミュニケーションとマネージメントのために、科学知識と対人関係のスキルの組み合わせが必要です。学生時代には、物理、数学、化学を学び、その後、ビジネスマネージメントの勉強もしました。

Q: 最後に「企業の社会貢献」について、どのように感じていますか?

前述の通り、オリンパスの存在意義は「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」で、オリンパスのすべての活動は私たちの存在意義と私たちのコアバリューに基づいています。ここでは、私たちの社会貢献活動の一例として、インドで実施している、政府系の小学校での保健衛生教育を紹介します。

私たちのコアバリュー:オリンパスで働くすべての従業員が「誠実、共感、長期的視点、俊敏、結束」に基づく同じ価値観を共有し、日々の業務に取り組むことで「私たちの存在意義」を全うするためのもの。


ある学校では、計340名の子どもたちに対して、校内で2日間にわたり以下のような活動を行いました。
・良い習慣と悪い習慣について、また、触れて良いものと悪いものについての保健衛生教育を実施
・基本的な健康診断と、歯科検診、眼科検診などを実施、今後の治療についてサポート
・すべての子どもたちにヘルスキットを提供
・教師、学校運営委員会、学校管理者向けに、保健衛生に対する熱意が一過性なものにならないようにするためのトレーニングを実施
・保健衛生について今後も忘れないよう参照できる啓発ポスターを学校に設置

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