医療水準の向上

基本的な考え方

オリンパスグループは、対象となる疾患の治療レベルを上げることにより、患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)向上を目指しています。オリンパスグループにはそのための専門組織があり、医学的・科学的な知見を駆使して臨床的に適切かつ経済的に価値がある安全な製品とソリューションを世界中に提供できるよう支援することで、患者さんと医療従事者に貢献し、医療水準の向上につなげていきます。

この専門組織は、3つの重要な役割を担っています。

  1. オリンパスグループの医療における専門性を強化し、より安全で効果的な患者さんを中心としたソリューションを推進するための革新的な医療機器のイノベーションの開発
  2. 医療従事者が迅速にオリンパス製品に関する専門知識を習得し、患者さんの安全を確保しながら優れた臨床結果を得るための教育プログラムおよびトレーニングの開発・実施
  3. 世界中のエビデンスを活用し、患者さんの臨床成果を向上させること、および社会的な経済価値を提供すること

取り組み

医療従事者向けのグローバルなトレーニングに注力

この推進を担う専門組織は、オリンパスの医療製品の安全・適正な使用を普及させるため、専門家に講師を依頼し、医療従事者向けトレーニングを開催しています。2021年は医療製品・手技の包括的なプログラムを提供する教育基盤として、トレーニングプラットフォーム「オリンパスコンティニュアム(OLYMPUS CONTINUUM)」を立ち上げました。
「オリンパスコンティニュアム」は従来からの集合型(実地)トレーニングに加え、オンラインの特性を活かし事前学習から事後のフォローアップトレーニングまで一貫した、医療従事者のスキルに合わせたトレーニングの提供を目指しています。5カ国語対応のポータルサイトを公開し、LMS (ラーニングマネジメントシステム)※1、オンデマンドライブラリ※2などのWebトレーニングツールを拡充しています。
2022年3月期は各事業領域(グローバル)において、コロナ禍にもかかわらず計1,285回(前年同期比+34%) のトレーニングを提供し、医療製品の安全・適正な使用の普及に努めました。

※1 ハンズオントレーニングや講義の申し込みから受講まで、一連の流れをオンラインで実現するシステム(導入状況は地域によって異なります)

※2 医療従事者向け動画や手技冊子などを中心に、幅広く多彩な学習コンテンツを掲載するためのシステム

「オリンパスコンティニュアム」トレーニング実績
開催回数(前年同期比)

1,285回(134%)

オリンパスコンティニュアム 新規タブで開きます

助成の取り組み

オリンパスグループは、助成金プログラムを通じて、オリンパス製品が活用される疾患や治療に関する第三者の活動を支援しています。患者さんの治療の改善を最終的な目標として、世界中の医療従事者のための高度な研究や実地研修などの教育支援を中心に助成活動を実施しています。患者さんへの支援としては、疾患啓発プログラム、ヘルスケアの人材育成、支援を必要としている患者さんのための治療活動があります。研究助成はオリンパス製品に関連する研究を支援するもので、その数を厳選しています。2022年3月期は335以上の団体が50カ国以上でプログラムを実施するための助成を実施し、 製品提供をのぞく助成金の総額は約6.4百万ドルとなりました。