Openな新しい働き方

O3(オーキューブ)の背景にある理念

当社では、経営理念である「私たちの存在意義 世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」 を実現するために「健やかな組織文化」の醸成を目指しています。
健やかな組織文化とは、「私たちの存在意義を実現するため、従業員一人ひとりがベストな状態でパフォーマンスを発揮できる文化」と私たちは定義しています。この実現に向け、Purpose-drivenの観点から「コラボレーション」、People-centricの観点から「ワーク・ライフ・バランス」を軸とした日本地域の重要プロジェクトとして現在当社で推進しているのがO3プロジェクトです

O3というプロジェクト名には、多様な「O」を幾重にも重ね、私たちの未来をつくり、進化させていきたいという思いが込められています。

O3の狙い

Openな新しい働き方により、部門間のサイロを無くすことでコラボレーションを加速、エンゲージメントと生産性をさらに向上させて、革新的な価値をステークホルダーに提供することを目指します。

オリンパスが目指す働き方 Open! 互いに心をひらき 未来に視野をひらき オリンパスの新しい可能性をひらいてゆく

  • Openな新しい働き方により、部門間のサイロ化を無くすことでコラボレーションを加速
  • エンゲージメントと生産性をさらに向上させて、革新的な価値をステークホルダーに提供することを目指す

「Openな新しい働き方」の軸となる基本的な考え方として、以下の3つの考えがあります。
まず、対面での密なコミュニケーションとリモートワークを組み合わせたハイブリッドな働き方を推進していくこと。そのために対面でのコミュニケーションを促し、また偶発的な共創も含めて、コアバリューにもとづく活動が体現される最適なオフィス環境を構築すること。そして、新しい働き方で合わなくなってきた 出社前提の時代の規則やルールを整備し直すことです。これらを三位一体で実行することで当社組織風土改革を推進しております。

新しい働き方の基本的な考え方 新しい働き方(働き方を変える) 最適なオフィス環境構築(働く場を変える)新しい仕組み整備

新しい働き方推進

出社と在宅勤務を組み合わせた働き方を推奨し、対面と、オンラインよるコミュニケーション、双方の利点を組み合わせるハイブリッドな働き方の推進

オフィス環境推進

出社する目的(実機による検討や、コミュニケーション等)に応じた、機能・職種ごとに最適なオフィス設備・レイアウトの再編

新しい仕組み整備

Human Resources(就業規則やルールなど)関連する各部署との連携

具体的な取り組み

新しい働き方推進

当社では出社とリモートを組み合わせたハイブリットワークを推進しています。ABW(Activity Based Working)を軸に、業務内容によってどこで働くのが最適なのか、社員が自律的に判断し働く場所を決めるものです。組織と個人の生産性を最大化し、WLBの実現とエンゲージメント向上を目指します。 また、ABW浸透のためのワークショップの実施を全組織で必須としており、対面でのコミュニケーションの効果や成果も含めてチームメンバーで働き方について対話し、チーム毎にアグリーメントを策定する機会を設けております。

ABW(Activity Based Working)

  • 業務内容によってどこが最適なのか? 自律的に判断していくマインドへ進化

左右にスワイプが可能です

八王子の事業場 在宅勤務 シェアオフィス サテライトオフィス
  • 開発業務(実験等)
  • 組織を超えたコミュニケーション
  • 組織を超えたコミュニケーション(横断プロジェクトなど)
  • 大人数での対面ミーティング
  • 対面ミーティング
  • グループワーク
  • ソロワーク
  • 来客対応
  • 対面イベント etc…
  • ソロワーク
  • オンラインミーティング
  • ソロワーク
  • オンラインミーティング
  • 対面ミーティング
  • グループワーク
  • ソロワーク
  • 来客対応

最適なオフィス環境

これまで本社機能は新宿、ビジネス機能は八王子に分かれており、サイロ化の一因ともなっていました。2024年4月より八王子事業場石川をグローバル本社として機能集約し、本社機能と事業が一体となってグローバルメドテックカンパニーを目指す基盤を整えました。
八王子石川のグローバル本社は、日本発のグローバル企業に相応しく従業員が誇りをもって働くことができる場、O3プロジェクトを象徴する働く場所になります。

機能集約に伴い、グローバル本社では、出社する目的(実機による検討や、コミュニケーション等)に応じた機能・職種ごとに最適なオフィス設備・レイアウトの再編を行いました。オープンな開発環境を設定することで社員間のコミュニケーションを促進させ、セレンディピティを誘起するような工夫も施しています。この新たなキャンパスがサイロを壊し、個人と組織の生産性・創造性を向上させ、画期的なイノベーションを生む場になると信じています。現在も計画的にオフィス再編が進行中です。

オフィスの様子1

オフィスの様子2

オフィスの様子3

オフィスの様子4

新しい仕組み整備

社歴、年齢、国籍、ライフスタイル等に関わらず、専門性を発揮して成果を挙げる人材、自律した人材にフェアに報いるために人事制度、就業規則の改定を進めています。 等級・報酬・評価制度の観点では、全階層へジョブ型人事制度を導入し、評価制度・評価基準をグローバル統一しました。世界中でオリンパス社員が実力を発揮し、成長の機会を手に入れる環境を整えます。
働き方の観点では、原則であるハイブリッドな働き方の考えは変えずに、より柔軟な働き方を実現するための選択肢を増やしていきます。育児や介護との両立を支えるための、オフィスや自宅以外の場所から勤務するモバイル勤務や、遠方地からの勤務など、多様なライフスタイルを持つ従業員が全力で働ける支援を行います。