「第6回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」の実施と参加者募集のお知らせ

2019年4月26日

オリンパス株式会社(社長:竹内 康雄)は、自然災害からの復興・防災と次世代を担う高校生の若いチカラを応援するために、Dialogue for Peopleと共に、「第6回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」を2019年8月4日~6日に実施します。また、本ツアーへ参加する高校生10名の募集を2019年5月1日より開始します。

本スタディツアーは、高校生10名がフォトジャーナリスト安田菜津紀氏(Dialogue for People所属)とともに実際に東日本大震災の被災地を訪れて、写真撮影をしながら被災の状況や復興に向けた取組みについて学び、防災について考えるツアーです。安田氏の「次世代を担う高校生に、被災地の今を知り、防災について考えて欲しい」との思いに、「写真のチカラ」を活用した社会貢献活動を展開する当社が共感し、2014年より毎年実施しています。

本スタディツアーでは、参加者に対してオリンパス株式会社(以下、オリンパス)よりデジタルカメラを貸与します。ツアー中に参加者が撮影した写真はレポートと共に、オリンパスおよびDialogue for Peopleの特設ウエブサイトにて公開するほか、オリンパスプラザ東京(新宿区西新宿 1- 24 -1 エステック情報ビル)他に展示する予定です。
東北地方にも製造拠点をもつオリンパスグループは、東日本大震災からの復興と、次世代を担う高校生の若いチカラを応援しています。


津波で亡くなられた方々の慰霊碑に黙祷(前回の実施例)


嵩上げ工事現場を取材(前回の実施例)


漁業の復興について取材(前回の実施例)

安田 菜津紀氏 からのメッセージ

東日本大震災から8年が経ちました。当時小学生だった皆さんは、あの時何を感じていたでしょうか?東北の街ではいまだに、避難生活を送る人々の姿があり、復興工事のダンプが街中を行きかっているところもあります。

昨年は地震や台風、豪雨など、日本各地が災害に見舞われましたが、自身がその自然の厳しさと突然向き合わなければならなくなったとき、自分や大切な人をどんな風に守ることができるでしょうか。悲しみを繰り返さないために必要なことは何かを東北で学びながら、写真でどう伝え、そして皆さんの地元に持ち帰ることができるのか、共に考える3日間にしていきましょう。

安田 菜津紀氏 プロフィール


安田 菜津紀氏

1987年神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。

スタディツアーの概要

期間

2019年8月4日(日)~8月6日(火)2泊3日

行程

8月4日(日) 仙台駅集合、バスにて移動 福島県南相馬市 住人の方にお話を伺う
宮城県石巻市見学 震災遺構などを見学 陸前高田市泊
8月5日(月) 岩手県陸前高田市、地元の防災士の方と街を見学
牡蠣漁師さんの仕事場を見学 陸前高田市民泊
8月6日(火) 岩手県陸前高田市 振返りミーティング バスにて移動、一ノ関駅解散

変更になる場合があります

プログラム企画

Dialogue for People、オリンパス株式会社

旅行手配

株式会社ピース・イン・ツアー(東京都知事登録旅行業 第3-7212号)

参加者募集要項(応募条件の抜粋)

  • 日本在住の18歳以下の高校生10名(国籍不問。定時制、通信制、フリースクールを含む)を、書類選考により招待します。
  • 8月4日仙台駅集合から、8月6日一ノ関駅までの旅行代金(交通費、宿泊費、食事等)を無料とします。
    また自宅から集合地/解散地間の移動については、有料特急区間の乗車券、特急券、航空券を支給します。
  • 取材に使用するカメラは、オリンパスより貸出します。カメラの使用法等はツアーの中で指導します。
  • ツアー終了1ヶ月以内に、1000文字以上のレポートと撮影した写真のセレクトを提出していただきます。
  • ツアーを通じて撮影した写真および提出していただくレポートは、プログラム企画団体のWebサイトや刊行物などに掲載することがあります。 また、オリンパスプラザ東京 他に展示します。
  • ツアーや写真展についてメディアの取材が入ることがあります。

参考:2018年度のスタディツアーレポート 新規タブで開きます

応募方法

締切日までに以下の書類を郵送などでご送付ください。FAX・電子メールでの応募受付けはできません。

応募用紙ダウンロードPDFファイルへのリンクです

  • 「東日本大震災」および「これまでの自然災害」について自身の体験も踏まえて「防災」について感じること、およびそれを踏まえてなぜこのプログラムに参加しようと思ったかについて1000文字以上のレポート(書式、用紙は問いません)
  • 所定の応募用紙に記入し、写真を添付したもの

送り先

〒163-0914 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス
オリンパス株式会社 社会貢献部門 東北スタディツアー事務局 担当 宛

応募期間

2019 年5月1日(水)から6月17日(月)必着

選考結果発表

書類選考通過者のみ6月21日(金)17:00までにメールで連絡します。

掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。