オリンパス映像事業譲渡に関するお知らせ

2020年7月16日

オリンパス株式会社
日本産業パートナーズ株式会社

オリンパス株式会社(以下「オリンパス」)と日本産業パートナーズ株式会社(以下「JIP」)は、オリンパスの映像事業を新会社として分社化し、オリンパスからJIPが管理・運営その他関与するファンドに対して譲渡することに関する意向確認書を6月24日に締結いたしました。

JIPは2002年の創業以来、日本の事業会社の事業の活性化を支援する投資基金として主として大企業における事業再編に伴う事業カーブアウト(分社化)や独立中堅企業の事業再構築において、資本のご提供や経営支援を行ってまいりました。

JIPの投資における基本原則は、投資対象の事業会社がこれまで培ってきた事業基盤、技術力を最大限に活用しその潜在成長力を発揮できるようにすることです。そのためにお客様にとってより良い製品とサービスを提供し、事業に携わられている役職員の方々にとってもより働き甲斐のある会社とすることを通じて、事業の成長を実現いたします。

今回の投資にあたり、映像事業を分社化した新会社はオリンパスが永年にわたり培った光学・レンズ技術を基礎として高い評価をいただいているZUIKO、OM等のブランドを、今後の事業運営・成長における確かな基盤としつつ、新しい環境においてさらに発展させてまいります。そのために新会社は研究開発・製造体制を維持し、オリンパスの製品を愛好する世界のお客様に引き続き高品質かつ信頼性の高い製品とサービスを提供し続けることを表明いたします。

先般、7月2日にはオリンパスは最新のZUIKOレンズロードマップをグローバルに発表いたしましたが、このロードマップの計画は映像事業が分社化、独立した後も継承されます。

今後も各製品分野において新製品の開発を着実に進め、その進捗に応じてお知らせいたします。

オリンパスとJIPは映像事業の円滑な事業承継のための準備を行い、JIPは新たに設立される映像事業会社が、グローバル市場において活力と存在感のある会社となるために、最大限のご支援をしてまいります。

以上

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