CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価の『サプライヤー・エンゲージメント・リーダー』に選定

2022年2月25日

オリンパス株式会社(取締役 代表執行役 社長兼CEO:竹内 康雄)は国際的な非営利団体CDP※1より、「サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」において最高評価である「CDP2021サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。


サプライヤー・エンゲージメント評価とは、企業が気候変動課題に対してどのように効果的にサプライヤーと協働して取り組んでいるかを評価するものであり、最高評価を獲得した企業がサプライヤー・エンゲージメント・リーダーとして表彰されます。
2021年度は回答企業の上位8%にあたる世界の約500社(うち日本企業105社)がサプライヤー・エンゲージメント・リーダーに選定されました。

当社は取り組むべき重要課題として「社会と協調した脱炭素(カーボンニュートラル)・循環型社会実現への貢献」を特定し、2030年までに自社事業所からの温室効果ガス排出量(Scope1,2※2)を実質ゼロにするカーボンニュートラル目標を定めて、製造改善活動や省エネ施策、再生可能エネルギーの導入などの取り組みを進めています。
また、原材料調達・物流・製品使用などの段階で発生する温室効果ガスの排出量(Scope3※2)をカテゴリごとに把握・算定するとともに、グリーン調達の推進や物流効率改善、環境配慮型製品の開発などサプライチェーン全体の温室効果ガス削減の取り組みを進めています。今回の選定は、これらの継続的な取り組みが評価された結果であると考えております。

当社は、私たちの存在意義「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」をすべての活動の基本思想としています。
この基本思想のもと、人々の安全・健康とそれを支える自然のいとなみを尊重し、製品・サービス、あらゆる事業活動において環境との調和と経済の両立を目指し、持続的発展が可能な社会と健全な環境の実現に貢献してまいります。

※1 CDPは2000年に発足した英国で設立された国際的な非営利団体です。
世界主要企業の環境活動に関する情報を収集・分析・評価し、これらの結果を機関投資家向けに開示しています。
2021年度は、運用資産規模で110兆米ドルに達する590社強の機関投資家と調達規模で5.5兆米ドルに達する200社の購買組織がCDPの活動に賛同しています。

※2 Scope1:敷地内における燃料の使用による直接的な温室効果ガス排出
Scope2:敷地内で利用する電気・熱の使用により発生する間接的な温室効果ガス排出
Scope3:その他の間接的な温室効果ガス排出(Scope1、Scope2を除く)

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