未来の医療を支える、ベトナムにおける内視鏡教育プログラム新たな「True to Lifeストーリー」公開
2025年7月3日
<お知らせ>
ベトナムでは、胃がんと大腸がんが発症率の高い上位5つのがんに含まれており、これらの疾患の早期発見と治療が喫緊の課題となっています。一方で、がんの早期発見や治療に欠かせない内視鏡検査の需要が高まる中、内視鏡医療に必要な高度な知識や技術を有する医師の数は、依然として不足しています。
オリンパス株式会社(以下、オリンパス)が、先進的な医療技術やソリューションの提供により、世界中の人々の健康で豊かな人生に貢献している事例を紹介する「True to Lifeストーリー」。今回は当社のベトナム法人であるOlympus Medical Systems Vietnam Co., Ltd.が支援する「Train the Trainerプログラム(以下、TTTプログラム)」の取り組みを紹介しています。「TTTプログラム」は、ベトナムの内視鏡医のスキル向上を目的とした教育プログラムで、現地の医師が日本の医師から内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)※の技術を学び、その知識と技術を次世代の医師たちへ伝承する役割を担っています。医療の未来を支える、医師たちの挑戦をぜひご覧ください。
※ Endoscopic Submucosal Dissection の略で、内視鏡を用いて、高周波ナイフで病変周囲の粘膜を切開・剥離する手技。手技の手順はこちらをご参照ください。
ベトナムにおける医師育成支援活動
オリンパスでは「TTTプログラム」のほかにも、ベトナムにおける内視鏡技術の普及に向けたさまざまな活動を行っています。その一例として、2022年11月から2023年3月、オリンパスは内視鏡医が不足するベトナムにおいて、内視鏡診断の普及を目的とする総務省のプロジェクト「ベトナムにおける高精細映像技術を活用した内視鏡及びAI 診断支援システムの国際展開に向けた調査研究」に事業推進者として参画しました。その他の新興国における支援活動については、こちらよりご覧いただけます。
オリンパスは今後も、ベトナムをはじめとした新興国における医療水準の向上と内視鏡技術の普及に向けた活動を継続的に展開してまいります。
「True to Lifeストーリー」はオリンパスの公式ウェブサイトのほか、LinkedIn 、X
でも発信しておりますので、ぜひご覧ください。
オリンパスは2021年12月より「True to Life」というグローバルブランドメッセージの発信を開始し、グローバル・メドテックカンパニーとしてのブランド認知向上に向けたさまざまな施策を展開しています。その活動の一環として「True to Life ストーリー」を定期的に公開しています。過去のストーリーはこちらよりご覧いただけます。
オリンパスについて
オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP )をご覧ください。
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