医療分野におけるマーケット・インテリジェンス部門のシニアマネージャー

オリンパスは、より良い社会のために実際の行動を通じてその存在意義を証明しているー

Q: オリンパスに入社した理由を教えてください。

社会に貢献する企業で自分の専門を活かしたいと思った―

私の専門であるマーケット・インテリジェンスは、オリンパスにおける事業戦略や販売戦術にとって重要な業務です。そして、オリンパスは、自社の株価を上げるためだけでなく、社会に貢献し、社員を含む社内外のすべてのステークホルダー(利害関係者)に対する責任を持とうと考えている会社です。そのような会社で自分の専門を活かしたいと思い、オリンパスを選びました。

Q: オリンパスでは具体的にどのような仕事をしていますか? またどんな時にやりがいを感じますか?

パズルを解くような仕事が難しくもあり、やりがいもある―

私は、医療事業のグローバル・マーケット・インテリジェンスのシニアマネージャーとして、消化器内視鏡および呼吸器内視鏡のビジネスをサポートするチームを率いています。私が担当している仕事は、顧客や競合他社、医療業界および医療技術の動向などについて、情報を収集し分析を行う部門です。この仕事はジグソーパズルを解くようなもので、難しくもありやりがいもあります。パズルのピースを探して、オリンパスがビジネスをしている場所にそれらをピタリと当てはめるような仕事です。オリンパスが成長するために、またオリンパスが深刻な病気の治療と予防を試みている医師などの医療従事者の良きパートナーとなるために、研究開発、マーケティング、販売部門、また経営を行うリーダーたちが必要な判断を下す際に役立つ情報・分析内容を提供することに非常にやりがいを感じます。そして、こうした業務は知的作業の積み重ねだと考えています。

Q: ある一日のお仕事の例を紹介してください。

マーケット・インテリジェンスの業務はプロジェクトごとに活動するため、「典型的な」一日というものが実際にはありません。私はそうした業務スタイルが好きですが、一例として以下を紹介します。

外部調査会社と一緒に主要な市場調査プロジェクトを管理し、まだ対応が不十分な顧客のニーズを見つけ出す

顧客のいる各市場規模を算出・推定する

市場情報源の品質を評価しデータを購入するかどうかを見極め、購入のための提案書を社内の購買部門向けに作成する

以上のようなことを行っています。そのほか、情報共有や入手すべき情報を把握するため、またプロジェクトの進捗状況を確認するために多くのミーティングも行います。さらに、私はリーダーとしての責任があるので、メンバーのトレーニングを行ったり業務内容を確認したり、また上司が部門の方針を策定する際など補佐業務を行うことがあります。

Q: 学生の頃に好きだった科目や専攻は何ですか?またどのようなスキルが必要な仕事ですか?

この仕事で最も重要なのは、知的好奇心―

高校生の時は科学と物を書くことに興味があり、科学関連の出版社で働くジャーナリストになりたいと思ったこともありました。大学では、消費者行動に関するコースで勉強し、産業界の研究部門でインターンシップも行いました。さらにビジネスの修士号を取得しており、ビジネスの仕組みと情報を評価するための枠組みについて研究しました。
この仕事で最も重要なのは、知的好奇心です。物事がどのように機能するのか、人々が何を考え、何が新しく変化しているのか、そしてそのすべての「理由」を理解したいという欲求です。数値による情報を活用・評価する能力、口頭や書面で内容を伝える能力、プロジェクトを管理可能なタスクに分割する能力、そして新しい情報をすばやく習得する能力は、この仕事にとってどれも重要なスキルです。

Q: 最後に「企業の社会貢献」について、どのように感じていますか?

私個人としては、会社のボランティア制度を利用して、地元の委員会でガチョウにタグを付けて保護する活動や息子の学校で音楽活動を支援するなど、さまざまな形で16時間のボランティア活動をする機会がありました。また会社としては、社員が希望する社会貢献活動・団体に寄付をする際、その寄付金に会社が一定の割合で増額支援を行うマッチングギフトという寄付金活動や、大腸がん啓発活動などを積極的に行っています。私は、そうした社会のための活動を行うオリンパスの社員であることに誇りを感じています。多くの企業が社会への貢献を大事に考えていると思いますが、オリンパスは実際に行動することによりそれを証明しています。ですから、オリンパスは、通常業務以外の社員の社会貢献活動も大いに認めてくれています!

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