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高精度な内視鏡撮像ユニット生産のため、設備開発や要素検討に尽力

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メカニカルエンジニア

入社の動機

メーカー勤務の父親に対する憧れから、将来はものづくりに携わる仕事がしたいという漠然とした思いを抱いていました。それが高じて、機械工学を専攻。そこで機械工学を医療の分野に活かせることを知り、大学院ではがんの早期診断を目的とした医用画像診断システムを研究していました。次第に医療機器独自の精密さや品質の高さに魅了され、医療機器メーカーを志すようになりました。

就職活動で重視していたのは、実際に見たり、聞いたりするということです。オリンパスとの出会い、そして、入社の決め手となったのも、オリンパスで働く人たちの姿や声でした。そもそもオリンパスに興味を持ったきっかけは、研究室のOBが何気なくしていた職場の話が心に響いたからです。

幸運なことに、その後も本当に多くのオリンパス社員と接する機会がありました。インターンシップでお世話になった生産部門の方々や、会社説明会や就職面接などでお会いした社員の方々などの、質問や意見に対して熱心に耳を傾けてくださる姿勢や、楽しそうな職場の雰囲気を肌で感じ、仕事に対するやりがい、仕事内容などを生の声から知ることで、この会社なら自分のやりたいことができる。この人たちと一緒に働きたいという思いから、入社を決意しました。

仕事の内容

医療用内視鏡の製造技術開発を行う部署に所属し、主に撮像ユニットに携わっています。撮像ユニットとは、内視鏡の先端にあるイメージセンサーとレンズ群から構成される、内視鏡画像の精度を左右する重要なパーツです。とても小さなものなので、組み立て技術にも困難が伴います。例えば、大きな製品であればはめ込むだけといった簡単な作業も、内視鏡ではミクロンレベルの精度になるので難しくなるわけです。日々の業務では、高精度かつ安定して生産するための設備開発や、組み立て精度の最適化を目的とした要素検討などに取り組んでいます。

生産技術は仕事柄、他部署との関わりが多いところです。実際に設備や機器を使い製品をつくる工場部門とのやりとりはもちろん、開発部門からも頻繁に検討の依頼がきます。こうした工場と開発とを仲立ちする役目も重要な役割となります。それぞれの部署をつなぎ良質な製品づくりへと導くには、コミュニケーション能力が求められます。相手の言葉を漏らさずに受け、意図するところをきちんと理解するようなやりとりを常に心がけています。

やりがい

勉強の一環として上司の工場出張に同行し、担当している撮像ユニットの組み立て工程を初めて見学したときは、大きな衝撃を受けました。精密なハンドリングを可能にしている設備や細部まで練られた工程手順などは、頭で考えるのと、実際に目で見るのとで印象が異なっていたからです。まだ入社1年目で勉強段階にありますが、これらの技術をつくり上げる私の仕事は、やりがいがあるものなのだと誇らしくなりました。

また、現場の方から「不良が減った」「誰でも、品質にバラつきなく安定した作業を行える」などの声をかけられている上司を見て、私もそんな声をかけてもらえるような仕事をしたいと感じました。そして、準備や検討を重ねて提案した意見が1つ通ったときは、さらにモチベーションが上がりました。技術者として採用されたからには、ここをスタートに、プロフェッショナルとして頼られるような技術を磨いていきたいと思います。

苦心していること

開発部門からは難易度の高い検討要望が多数入るため、正直なところ、苦労することもあります。ただ、内視鏡は人の身体の中に入れる医療機器なので、非常に厳しい要求事項をパスしなければならない製品です。要求される条件の取りこぼしがないよう、あらゆる角度から評価を行う必要があり、中途半端な結果で終えることはできません。難しい局面でも、「成功しか許されない現場だ」という上司の言葉を肝に銘じて取り組んでいます。

一方で、難しいテーマであればあるほど自身の成長につながるため、着実に力をつけていける環境であるとも感じています。最初の段階でスタートからゴールまでの要件を一つずつイメージできているかが肝心ということを、先輩方の仕事を見て学びました。今後も経験を積み、視野を広げていきたいと思っています。

職場の紹介

職場は八王子にある技術開発センターです。技術系の職場なので男性ばかりかと思っていましたが、活躍されている女性も多いです。要素技術開発の拠点ということもあり、それぞれの強みを持ったプロフェッショナルが揃っていて、いい刺激を受けています。一つの問題について大勢で意見を出し合ったり、若手ならではの積極的な意見出しを求められたりと、意見交流がとても活発に行われています。

また、わからないことはすぐに質問・相談できる環境があります。研修も充実していて、業務に関することはもちろん、他の分野も学ぶことができるため、不安や心配なく業務を進められており、ステップアップする機会もあると感じています。

学生の皆さまへ

「あなたたちには無限の可能性がある、自らその可能性を狭めてはいけない」。これは、私が学生時代に恩師からいただいた言葉です。私は就職活動を始めた当初、気になっている企業のインターンシップに申し込めずにいました。自分の実力では結果を残すことなどできないだろう……と。しかし、この言葉と、「やってみなければ結果なんて誰もわからないよ」という先輩からの言葉に背中を押され、応募の締め切り日ギリギリで挑戦することを決意しました。その企業こそが、オリンパスです。あの挑戦がなければ、今の私はいなかったと思います。

やってみなければわからないというのは、仕事をしていても実感するところです。私はどちらかというと尻込みしてしまうタイプなのですが、ガッツのある方がオリンパスに入ってくれたら、さらに楽しく仕事ができるだろうなと思っています。

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